Seminar report

’21 7月17~19日(土・日・月)『総義歯ライブ実習コース』開催されました①

’21 7月17~19日(土・日・月)『総義歯ライブ実習コース』開催されました①

2021年7月17・18・19日と3日間にわたり総義歯Live実習が開催されましたので報告させて頂きます。

実際に患者様に来ていただき、3日間で初診から完成までの過程を余す事なく見ることができるセミナーとなっており、毎年歯科医師の先生方だけではなく、歯科技工士の先生方にも大変好評をいただいているセミナーとなっています。

今回の患者様は、40代の女性の方でした。

長年歯科のことで悩まれていて、勇気を持ってこの総義歯Live実習に参加して頂きました。

まず初めに「上下顎同時印象法」を用いた総義歯のシステムについて、考案者であるIPSG包括医療研究会代表稲葉繁先生に講義して頂きました。

この上下同時印象法を用いた総義歯のシステムがどのように作られ、いまだに進化している所以を伝えてもらいました。

今回のセミナーの見どころの一つは、Dr.Schreichの意思を受け継ぎ、より良い診療を目指し進化し続けてこられた稲葉先生が、新しいゴシックアーチトレーサーを初めて披露する機会となりました。

稲葉先生が考案された「歯列上で描くゴシックアーチトレーサー」がより作業効率を上げ、操作性がよく、臨床で取り入れやすいものとなりました。

「上下顎同時印象法」は、このゴシックアーチトレーサーを用いたゴシックアーチの描起と咬合採得、印象採得、フェースボウの採得が同時に行う事ができる、とても効率的なシステムとなっています。

また閉口印象採得ができる為、患者自身の力で行う筋圧形成や咬合印象、口唇の印象採得も行いことができます。

前歯部の配列基準もわかりやすく審美性にも特化しています。

他にも様々な利点があり、知れば知るほど優位性を感じることができるシステムとなっています。

いよいよ患者様の診療が始まります。

1日目は、IPSG包括医療研究会副会長の岩田光司先生が担当しました。

問診を行い、全身のバランスの確認を行います。

アライメントの確認や筋症状の有無など、どんな患者様に対してもしっかりと確認する事が大切だと教えて頂きました。

アキューデントトレーを用いてスタディモデルの印象採得を行います。

このトレーは無歯顎専用のトレーとなっており、特にサブリンガルルーム部の印象を正確に取る事ができます。

次にSIバイトトレーを用いて、咬合採得とフェースボウの採得を同時に行います。

ここからラボサイドの作業に移ります。

今回は、IPSG包括医療研究会認定技工士小平雅彦先生に製作して頂きました。

1日目は、模型製作・咬合器付着・個人トレーの製作まで行いました。

歯科技工士の先生方からの視点で模型や個人トレー製作の注意点を知る事ができ、今後の臨床に生かす事ができるとても貴重な時間でした。

新しく開発されたゴシックアーチトレーサーを従来に比べて操作性が向上し、より正確なトレーを製作できるものとなっています。

1日目は以上で終了となりました。

明日はいよいよこの個人トレーを用いたて上下顎同時印象法」を行います。

その様子も改めてレポート致します。

最後までご愛読ありがとうございました。

稲葉歯科医院 歯科医師 林聡一

▼レポート②はこちら
https://ipsg.ne.jp/full-denture-live-2021-report2/

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