Seminar report

’23 3/26(日)【会員限定】『IPSGフォローアップ1DAYセミナー』が開催されました

’23 3/26(日)【会員限定】『IPSGフォローアップ1DAYセミナー』が開催されました

  • 咬合認定医コース

初めまして。
東京都文京区 このは歯科クリニックで勤務させていただいております歯科衛生士の清水さやかと申します。

院長である小西浩介先生が2023.3.26(日)に開催されました「IPSGフォローアップ1DAYセミナー」の講師を務められました。
私も受講させていただきましたのでご報告致します。

午前中は医院経営についてのお話から

咬合・顎関節、良い咬合・悪い咬合について、

う蝕・歯周病・補綴治療における咬合の考え方、

咬合崩壊している患者様への治療介入、咬合診断から治療までの流れなど重要なポイントが凝縮された内容でした。

私たち被雇用者はもっといい条件で働きたいなとか、もっと給料がほしいなということを考えがちですが
今回小西先生の講義を聞いてまず自分たちの給料がどのように生まれてるかを理解することができました。

私たちスタッフも院長先生がどういった医院経営を目指しているのかはきちんと共通認識するべきだと思いました。

ただ収益を上げるのが目的ではなく最善の治療方法を提供してその正当な対価として報酬得るのでなければ医療とは言えません。

その上で咬合を理解し、顎関節を理解することは必須だと思います。

正常な状態を知らなければ異常にも気付けません。

本セミナーでそれを理解することで歯科衛生士でも病変に気づくことができるようになり院長先生が行う最良の医療を、共に目指していけるのではないかと思いました。

その理想的な咬合を構築する手段のひとつとして補綴装置があります。
午後は咬合診断を踏まえどう言った治療方法を選択していくのかその補綴の設計やポイント、テレスコープデンチャーの基礎や臨床、失敗しないポイント などを
様々な症例を示して踏み込んだ視点でお話があったので歯科衛生士の私でも理解に繋げることができました。

補綴ありきではなく咬合を学ぶことからだと普段から教えていただいておりますがその重要なポイントがふんだんに詰め込まれた講義でした。


また 昼食後には稲葉歯科医院勤務の林先生から同時印象の有効性と重要性について、タジマデンタルラボラトリーの田島歯科技工士からは咬合器付着や印象の取り方についてなど貴重なお話もありました。

クローズの会ならではの小西先生の経験談もあり時には笑いも起こるような和やかな雰囲気で楽しく学ばせていただきました。

このセミナーは歯科医師の先生が受講されるだけでなくスタッフの皆様とご一緒に受講されることを強くお勧めします。

私は今回受講させていただき本当に良かったと感じています。この経験を無駄にすることなくまた明日からの臨床に努めてまいります。

小西先生
林先生 田島歯科技工士
今回は貴重な講義をありがとうございました。

次回は9月24日に開催されます。

ぜひご参加ください。

 

 

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