Questions歯科治療に関するQ&A
Q:BULLの法則、MUDLの法則、DUMLの法則について、教えてください
こちらに関しては、IPSGのサイトにアップさせていただいたものをお伝えいたします☆♪
https://www.shigelog.com/2012/05/post_162.html
◆BULLの法則
咬合調整の時に咬合紙の色が印記された歯が上顎と下顎どちらを削ったらいいのか悩むことがあります。
そのとき、どちらを削るのかという法則です。
ぜひ、模型をみていただいて、確かめていただきたいと思います。
● 非作業側 → 上顎では下顎歯の咬頭が通過できるよう。また下顎には上顎歯の咬頭が通過できるように、溝を形成します。
● 作業側 → BULLの法則を適用します。
BULLの法則といいうことは、上顎(U)の頬側咬頭(B)、下顎(L)では舌側咬頭(L)を削るというルールです。
◆MUDLの法則
中心咬合位から中心位に導くと、上顎の近心斜面と下顎の遠心斜面があたりますよ。という法則です。
BULLの法則と違って、どちらを削るというものではありません。
◆DUMLの法則 (Upper Distal Lower Lingal)
下顎を前方に導くと、上顎の遠心と下顎の近心が接触するという法則です。
犬歯が誘導時はあたってこないけど、前歯の誘導がなかったときは上顎の近心斜面と下顎の遠心斜面あたるということです。
ということで、どちらを削るというのはBULLの法則だけです。
IPSGとは
IPSG包括歯科医療研究会は、「医療には最善の方法が実行されるべきである」という稲葉繁先生の信念のもと、海外で学んだ確かな技術を日本の歯科医師に広めることを目的とした研究会です。
「顎関節症」「テレスコープシステム」「総義歯」「摂食嚥下」の4本の柱を軸に、診療姿勢から全顎治療までを基礎から応用まで学べるプログラムを提供しています。専用のセミナールームには最新の設備を完備し、実践的な研修が可能です。
開催予定のセミナー
| 開催日 | セミナー名 | 講師(予定) |
|---|---|---|
| 2026.7.18.SAT〜2026.7.20.MON | ’26 7/18~20(土・日・月祝)総義歯ライブ実習コース | 稲葉繁先生 岩田光司先生 |
| 2026.8.1.SAT〜2026.8.2.SUN | ’26 8/1・2(土・日)顎関節症ライブ実習コース | 稲葉繁先生 岩田光司先生 |
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