Questions歯科治療に関するQ&A
Q:咬合診断の手技でバイトフォークを咬ませたときに、上顎の歯列からワックス付きのバイトフォークが上顎の歯列から浮いてしまう場合、どうしたらよいのでしょうか?
Q.咬合診断の手技でバイトフォークを咬ませたときに、上顎の歯列からワックス付きのバイトフォークが上顎の歯列から浮いてしまうことがあります。それを防止するには、咬ませるとき前方にズラして咬ませたりするほうがよいのでしょうか?
A.ご質問いただき、ありがとうございます。
フェースボウトランスファーの際に頭蓋に対する歯列の位置関係を表すためにバイトフォークを使います。
元々フェースボウトランスファーの目的は上顎の位置関係を咬合器の上顎側につけるためであることから、歯列がバイトフォークから浮いてしまうことは避けなければなりません。
スピーの湾曲が強かったり開咬の場合には下顎を噛ませた場合に前歯がどうしても浮いてしまいます。
しかし、良く考えてみれば上顎のトランスファーですから下顎の位置は関係ありません。したがって、上顎が浮かないように下顎の前歯にロールワッテを噛ませることにより、フェースボウは安定しますので、上顎がおちつかない場合にはロールワッテで調節してください。
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IPSGでは、歯の治療だけに注目せず、歯科医師が担っている「恒常性の維持」の1つである食物摂取系を支える歯科医療を目指しています。
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