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Q:イミディエートサイドシフトについて教えてください

Q.イミディエートサイドシフトについて教えてください
A.下顎側方運動の際、作業側で下顎頭は回転し、平衡側では前内下方に動きますが、作業側の下顎頭は純粋な回転ではなく、わずかに側方に移動しながら平衡側は動きます。

したがって、平衡側では動き始めに即座に作業側の方向に動きます。

これをイミディエートサイドシフトといいます。

この運動は、咬合面に描かれるゴシックアーチの形態に影響してきます。

すなわち、中心支持咬頭(セントリックカスプ)の動き初めにその軌跡が変化しますので、中心位からの作業側、平衡側ともに干渉をおこしやすくなります。そのため、中心位における運動の出だしを調整する必要がでてきます。

これを再現するためには、作業側顆頭の性質を再現できるような咬合器を使用することが必要です。

開催予定のセミナー

開催日 セミナー名 講師(予定)
2023.9.24.SUN 【会員限定】IPSGフォローアップ1DAYセミナー|~テレスコープ、補綴、咬合顎関節、すべての診療のステップの理解を深めチームにおとしこむ〜 小西浩介先生
2023.11.19.SUN 筋機能療法・エントレ 稲葉繁先生
飯塚能成先生
2023.12.17.SUN IPSG Scientific Meeting 2023 ~ 学術大会 〜 現在未定

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