Seminar reportセミナーレポート
’19 10/14 (月祝) 基礎から学ぶ咬合の診査診断・パーシャルデンチャー 開催されました
2019年10月14日に「基礎から学ぶ咬合の診査診断・パーシャルデンチャー」が開かれました。
本セミナーは2017年・2018年と開催され、大好評だったためリニューアルして本年も開催することになりました。
今年も全国各地から歯科医師・歯科技工士の先生方に参加していただき、大盛況のセミナーとなりました。
本セミナーでは、IPSGの強みである『咬合』をベースとしてパーシャルデンチャーにテーマを絞り、咬合の診査診断からパーシャルデンチャーの設計や使い方、また咬合の診査診断に必要不可欠なKaVo咬合器のハンドリング実習までを行う、とても内容の濃いセミナーとなっています。
IPSG認定講師の佐藤孝仁先生、同じくIPSG認定講師の小西浩介先生、IPSG認定技工士 キャステテックアーツの中沢勇太先生をお招きし開催いたしました。
佐藤孝仁先生には、IPSGの理念や『咬合』を理解することでどのような診療を行えるかということわかりやすく講義していただきました。
また実際に咬合からアプローチした顎関節症の症例を見せていただきました。
この症例は、『咬合』と『顎関節症』の関係をより深く理解でき、KaVo咬合器をしっかりと扱えることの大切さがわかる講義をしていただきました。
小西浩介先生には、まず数々ある咬合器の中からなぜKaVo咬合器を選ぶのか。その優位性について講義していただきました。
その後も数々のテレスコープシステムを用いた症例を見せていただきました。
その中には、顎関節症患者に対してテレスコープシステムを応用した症例などもありました。
次にキャステテックアーツの中沢勇太先生にパーシャルデンチャーの基本設計を軸としたシュパルテやテレスコープシステムの設計や制作方法など幅広く講義していただきました。
歯科医師と歯科技工士の先生方との連携の大切さを改めて考えさせられ、豊富な知識と確かな技術のある中沢勇太先生の講義は歯科技工士の先生方だけではなく、歯科医師の先生方にとってもとても有意義な時間となりました。
KaVo咬合器のハンドリング実習も行い、今まで使われていた先生方もまだ使われていない先生方も正しい咬合器の扱い方を学ぶことができたのではないでしょうか。
また咬合器に模型を付着させる重要性や、診査診断のポイントなども講義していただきました。
セミナー終了後にはIPSG包括医療研究会 代表 稲葉繁先生にも参加して頂き、懇親会を開きながら質疑応答が行われました。
今回のセミナーも多くの歯科医師や歯科技工士の先生方に参加して頂き、とても充実した時間を過ごすことができました。
改めて参加していただいた先生方、ありがとうございます。
これからも年末年始にかけて色々なセミナーが開催されますし、第5期咬合認定医コースも残りわずかとなっていますので、参加ご希望の方はお早めに連絡頂ければと思います。
最後までご愛読いただき誠にありがとうございます。
レポート:稲葉歯科医院 歯科医師 林聡一
▼現在臨床において私なりに最善を尽くしているつもりでしたが、今日の講義を受けて適当なことばかりしていると反省ばかりでした。
もっと学んで臨床に活かせるようになりたい強く思いました。
▼今後の臨床と学ぶことを両方学べたと思います。
今後、咬合認定医コースも受講したいと思いました。
▼自分が今まで出ていたセミナーとまた違った考えなど新鮮なものが多くとても楽しかったです。
もっと咬合に学んでみたいと思いました。
▼CTだけでなく、MRIも必要だということは初めて知りました。
診査診断の方法がよく分かりました。
▼すごくわかりやすい説明でKaVoの咬合器の使い方がよく分かりました。