Seminar report

’24 6月22,23日 咬合認定医、講義+実習コース開催されました

’24 6月22,23日 咬合認定医、講義+実習コース開催されました

  • 咬合認定医コース

IPSG事務局、稲葉由里子です。

6月22,23日に開催された、咬合認定医コースのレポートをさせていただきたいと思います。

咬合認定医コースの第2回は、咬合理論を学ぶのと同時に、より理解を深めるために咬合診断を実践していただく内容になっております。

卒後間もない先生からベテランの先生が一緒に学べる場として、それぞれの経験の中で気付くところは様々だったと思います。

昨今、デジタル化が進み、色々な角度から咬合分析ができるようになりましたが、大切なことは歴史を知ることであり、咬合の知識がどれだけ身に付いているかだと考えます。

手を動かし咬合器を触ってみる。テコの原理を手の感覚で確かめる。

そうして覚えた、咬合器の動きや感覚はしっかりと脳裏に刻まれます。

フェイスボートランスファーは、歯科治療の基本であり、咬合平面の基準となります。

日常的に行い、咬合器で診断をするための知識を身につけていただきました。

診療姿勢やミラーテクニックも、長く診療を続けていく上で大切な要素となります。

セミナー終了後は林聰一先生が院長を務める稲葉歯科神田医院を見学。

その後の懇親会は、ベルギー料理を食べに行きました!

ムール貝、とても美味しかったです!

2日間、あっという間でしたが、受講生同士も仲良しになりアットホームな雰囲気の中開催されました。

ご参加いただいた先生方、ありがとうございました!

〜先生方の感想をお伝えしたいと思います〜

・顎関節症の源流と梃子の作用について感銘を受けました。 中心位誘導と全患者に行います。 中心位を採得する前に関節の異常がないことの確かめ方。 嶋倉先生のケースが素晴らしかったです。 テレスコープ義歯を学ぶのが楽しみです。

・中心位の採得時にどのように下顎を誘導していくべきなのか。いかに診療姿勢が大切なのを学びました。

・来院された患者様の治療を自分で終わらせるという強い意志をもち診療にあたる。

・嶋倉先生の日常の臨床ケースのお話。 先生の信念と臨床手技すべてが素晴らしく、いつか自分もこんな臨床ができるようになりたいと思いました。

・中心位がうまくとれなかったが、今回被験者になって力の入れ具合やコツが少しわかった気がするので実践してみようと思う。

・今回は昨年聞いていくつか実践した後に 曖昧だったり抜けていたところを補ったり、さらに一歩聞けたところもあると思うので良かったです。

・歯科医師として改めてモチベーションをあげることができた。

・中心位をしっかり把握して咬合器に付着して 診断する重要性を再認識できた。 とても勉強になりました。

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