Seminar reportセミナーレポート
’21 3/28(日)『第5期 咬合認定医コース 第7回』開催されました
2021年3月28日に第5期咬合認定医コースのセミナーが開催されましたので、報告させて頂きます。
第5期咬合認定医コースも残すところ2回となりました。
今回のセミナーでは、IPSG包括医療研究会代表 稲葉繁先生の講義や受講されている先生方の症例発表など内容の濃い1日となりました。
まず初めに稲葉繁先生に講義をして頂きました。
稲葉先生は、歯科医師として長くそして高く飛び続けるにはそれだけの準備期間が必要だとおっしゃっていました。
多くの著名な先生方から一次情報を得て勉強をし続け、現在も臨床の最前線で患者様の治療に尽力されている稲葉先生だからこそ伝えられる言葉だと感じました。
稲葉先生が行っている診療や治療してきた患者様を見れば、その素晴らしさは一目瞭然です。
20年・30年と使用し続けているテレスコープ義歯、上下顎同時印象法を用いた総義歯や何十年と顎関節症で悩み続けていた患者様に対しての治療など数多くの患者様を目の当たりにする事ができるからです。
その数々の診療の軸となる「咬合」をしっかりと理解し実践する事がとても大切であり、その「咬合」についてしっかりと学ぶ事ができる唯一の場として、この『咬合認定医コース』が開催されています。
午後は受講生による症例発表が行われました。
どの先生方も、この1年間を通して学んできた事をしっかりと実践されていて、とても勉強になる時間でした。
また先生方に発表していただいた症例から様々な質疑応答があり、意見交換も多く行われたとても有意義な時間となりました。
このような素晴らしい回になったのも、受講生の先生方が忙しいにもかからわず症例発表のために時間を割いて製作して頂いたからだと思います。
皆様、お忙しい中ありがとうございました。
そしていよいよ来月は第5期咬合認定医コースの最終回となります。
稲葉先生からの口頭試問などありますが、今までのように皆様と楽しく学んでいきたいと思いますので宜しくお願い致します。
最後までご愛読ありがとうございました。
稲葉歯科医院 歯科医師 林聡一
▼皆さん全顎的な治療に際しての咬合診断等もあり、刺激をもらいました。
自分でもこのようなケースが作れるよう勉強します。
▼みなさまレベル高い症例を発表されていて、自宅もできるように実践していきたいと思った。
総合的には、診断と手技が身につけられるようにしていくことが重要だと思った。
▼それぞれの患者さんで勉強になった点や共通点があり、今後は患者さんの咬合を見る際の気をつけなければいけない点が発見でした。