Seminar reportセミナーレポート

’25 1/19(日)このは歯科クリニック 小西浩介先生登壇 第9回 Greater Nagoya Dental Meeting
※IPSG包括歯科医療研究会の認定講師であり、このは歯科クリニック(東京都文京区)の院長である、小西浩介先生が第9回 Greater Nagoya Dental Meetingにて登壇されました。当日の様子をこのは歯科クリニックの歯科衛生士である清水さやかさんにレポートしていただきましたのでご紹介します。
こんにちは。このは歯科クリニック(東京都文京区)で勤務しております歯科衛生士の清水さやかです。
さる2025年1月19日(日)、名古屋コンベンションホールにおいて、第9回 Greater Nagoya Dental Meeting(高田智史大会長)が開催されました。
この会は、2017年に「名古屋から世界へ」を合言葉に立ち上げられました。
第9回となる今回は「歯の未来を守るために・保存と補綴の新たな視点」というテーマのもと名だたる先生方が登壇され、全国から約400名以上の方々が参集されました。
このは歯科クリニック(東京都文京区)の院長である小西浩介先生が今回「The Discussion -複雑な補綴設計のマネジメント-」にて登壇されましたので報告いたします。
このセッションでは、演者の先生方が実際に治療された患者様の資料が示され、それについてどのような補綴設計にするか会場からアンケートを取りながらディスカッションしていく、という会場参加型の大変面白い形式で展開されました。
欠損があるケースに対して可撤式にするのか、固定式にするのか、インプラントを用いるのか、咬合平面や咬合高径を積極的に変更するのか、残存歯への補綴治療は積極的に行うのか、など様々な意見交換がなされていました。
小西先生が講演されたのは上下全顎コーヌスクローネのケースについてでした。
患者様のご希望、ディグマやMRIを用いて診断された顎関節の状態、咬合の状態、欠損部位、残存歯や骨の状態、習癖など、色々な視点からどう考察し、先を見据えた上でどのような補綴設計にしたのかをお話されると会場からは感嘆の声が多くあがっておりました。
講演後も、たくさんの先生方が質問に来られていました。
こういった最善の治療に携わらせていただいていること、学べる環境があることが、とてもありがたく思います。
歯石をとるだけが歯科衛生士の仕事ではありません。治療が円滑にすすめられるように診療のサポートをすることが、患者様のために繋がります。そのために歯科医師の先生方が資料採得からどう考察し、どのような補綴設計にしているのかを知ることは、歯科衛生士にとって必要不可欠です。
IPSG包括歯科医療研究会では稲葉先生のもと、資料採得から診断、補綴設計の基礎となる考え方や知識を得ることができます。 また、フォローアップセミナーではスタッフの方々と一緒に学ぶこともできます。 ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。
開催予定のセミナー
開催日 | セミナー名 | 講師(予定) |
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2025.8.2.SAT〜2025.8.3.SUN | ’25 8/2〜 8/3(土・日)顎関節症ライブ実習コース | 稲葉繁先生 岩田光司先生 |
2025.11.16.SUN | ’25 11/16(日)筋機能療法・エントレ | 稲葉繁先生 飯塚能成先生 |
2025.12.14.SUN | ’25 12/14(日)IPSG Scientific Meeting 2025 ~ 学術大会 〜 | 現在未定 |


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