Interview

中沢勇太先生

中沢勇太先生
(MDL キャステティックアーツ)

①IPSGと出会うまで

私がIPSGと出会う前は、主にクラスプを用いた金属床を専攻していました。

自分自身9年という修行時代を経てクラスプデンチャー設計について利点、欠点などはわかっていたつもりだったのですが、初めてIPSGでテレスコープシステムについて勉強し、自分の知らない世界があったのだと気が付きました。

というのも以前、クラスプデンチャーは3年口腔内を保持できたらうまくいった方だという認識がありました。

実際に支台歯が抜けて増歯になったとしても仕方のないものだと思っていたのですが、稲葉教授の現存ケースでは30年以上口腔内で変わらず機能しているものがあると知りました。

正直にクラスプデンチャーの限界を感じた私は、IPSGでテレスコープシステムを学ぼうと決心しました。

②IPSGと関わってから

1年がたった今、技工技術はまだまだ未熟でうまくいかないこともありますが、テレスコープシステムに関して手ごたえを感じることも増えてきました。

確かにクラスプしか選択できない患者様もおり、今もクラスプデンチャーを作ることはありますが、IPSGで静力学的設計理論をまなび、クラスプデンチャーも以前より安定させることができるようになったと思います。

テレスコープを通じて、その他の理論も学べるところがIPSGの素晴らしいところだと思います。

また同時印象によるフルデンチャーも、一度も見たことがなかった私にとっては衝撃であり、その治療方法はとても洗練されたもので感動しました。

③今後の歯科業界とIPSGについて

これからの日本において、自費の歯科治療を必要とする患者が増えてくるものと思われる今、その要望に応えられる知識と技術を学ぶことは必須条件だと思います。

私たち技工士が歯科医の先生方とともに学べるIPSGを知ることで、より良い自費診療がおこなえるようになると強く思っています。

歯科医の先生のみならず、技工士もぜひIPSGに入会して、同じベクトルで歯科治療を進められたら素晴らしいと思います。

私もこれからさらにIPSGで修行して、オンリーワンの技術を習得できるように頑張りたいと思っています。

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中沢さんとは、何症例か一緒にお仕事をさせて頂いておりますが、模型がとにかく綺麗なのが印象的です。
丁寧なお仕事から人柄も伝わってきます。

コメントにもあるように、自費の歯科治療を必要とする患者が増えていくと思いますし、その要望に応えられる知識と技術としてIPSGを選んでいただけてとても嬉しいです。

中沢さんを始め、技工士・歯科医師の先生方と一緒に同じベクトルで歯科治療にあたれることに幸せを感じます。
これからも一緒に勉強させて頂きたいと思いますので、中沢さんどうぞよろしくお願いいたします(^_<)- ☆ (稲葉由里子)

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