Questions歯科治療に関するQ&A
Q:義歯制作にあたって、マウスピースを使用し続けても顎に影響はないでしょうか?
Q.開口時顎の変位もなく、痛みも無い方なのですが、閉口時下顎が右に変位しています。夜間マウスピースを使用されており、朝は調子がよいそうです。
口の中は右下456欠損でパーシャルデンチャーをいれていますが、ロールワッテ1個分咬合が空いています。
口の中は右下456欠損でパーシャルデンチャーをいれていますが、ロールワッテ1個分咬合が空いています。
今回、義歯の製作を予定していますが、顎関節症の疑いとしてマウスピースを使用し続けても顎に影響はないのでしょうか?
どのような治療を進めていくのがよいでしょうか?
A.まず、咬合がロールワッテ一つ分空いているのであれば、今の段階で咬合を治さないといけません。すぐに義歯を製作せずに、まず、修理することが大切です。
ロールワッテ一つ分も開いている状態だから、このままだと、何より噛めません。まず両側で噛めるようにする必要があります。
閉口時下顎が右に変位しているとありますが、噛んだ時に中心咬合位と中心位が違うのですべっている症状です。CRとCOのズレです。このズレが変位しているようにみえているのです。
全体で噛めるようにすれば、閉口時の変位もなくなるでしょう。
マウスピースは装着できるのであればしててもいいと思いますが、義歯を修理した時点で使えなくなってしまいます。修理すれば、マウスピースは使わなくていいと思います。
開催予定のセミナー
開催日 | セミナー名 | 講師(予定) |
---|---|---|
2023.9.24.SUN | 【会員限定】IPSGフォローアップ1DAYセミナー|~テレスコープ、補綴、咬合顎関節、すべての診療のステップの理解を深めチームにおとしこむ〜 | 小西浩介先生 |
2023.11.19.SUN | 筋機能療法・エントレ | 稲葉繁先生 飯塚能成先生 |
2023.12.17.SUN | IPSG Scientific Meeting 2023 ~ 学術大会 〜 | 現在未定 |