Seminar reportセミナーレポート
’19 9/22【東京開催】インプラント時代のコーヌスクローネセミナー開催されました
2019年9月22日に『インプラント時代のコーヌスクローネセミナー』が開催されました。
全国各地から多くの歯科医師や歯科技工士の先生方に参加して頂き、満員御礼の大盛況のセミナーとなりました。
現在、欠損補綴の第一選択はインプラントという傾向が顕著ですが、インプラントを望まない方や全身疾患などで治療を行えない方など、多くの患者さま存在していることも確かだと思います。
そんな中、新たな選択肢となるのが歯科先進国ドイツで開発されたコーヌスクローネをはじめとする各種のテレスコープシステムです。
そんなテレスコープシステムの多くの症例数と確かな実績を持つIPSG代表理事 稲葉智弘先生、IPSG副会長 岩田光司先生、IPSG認定講師 小西浩介先生に講演して頂きました。
日本では20年ほど前にテレスコープシステムの一つであるコーヌステレスコープが多くの臨床で使用されていました。
しかし間も無くして、予後不良などの色々なトラブルの理由から廃れてしまったことはご存知かと思います。
その原因としては、パーシャルデンチャーの設計の問題、制作方法、使用金属、適応症・禁忌症など間違った考えで広まってしまったことが失敗に繋がったと考えられます。
本場ドイツで行われている正統派テレスコープシステムを学んでいただき、失敗のないテレスコープを臨床で生かしていただきたいと思っています。
今回のセミナーでは、コーヌスクローネを扱うための必要な知識、実際に臨床でコーヌスクローネを選択する症例(適応症・禁忌症)の説明、臨床や技工サイドのステップ、各種テレスコープの選択ポイントなどを講演し、受講される先生方に正しいテレスコープシステムを理解していただきます。
また日本の保険義歯のように支台歯にクラスプをかけ、結果的に支台歯を揺らし状態を悪くしてしまうのではなく、テレスコープを用いることで支台歯や残存歯を守るような義歯を制作することができます。
セミナー後は、質疑応答を兼ねて受講された先生方と懇親会が開かれました。
軽食やお酒を交わしながら、先生方と交流を深めることができ、IPSG一同心より感謝申し上げます。
このように正しいテレスコープシステムを学び、診療の幅を広げる為にもコーヌスクローネをはじめとする各種テレスコープシステムを学んでみてはいかがでしょうか?
今回開催された『インプラント時代のコーヌスクローネセミナー』は今後も開催の予定がありますので、IPSGのサイトで開催日程をチェックしていただければと思います。
最後までご愛読ありがとうございました。
レポート:稲葉歯科医院 林聡一
▼非常に興味深い内容で大変勉強になりました。技工のことなどまた別に相談させていただきたいです。宜しくお願いいたします。
▼非常に興味深い内容で大変勉強になりました。技工のことなどまた別に相談させていただきたいです。宜しくお願いいたします。
▼咬合器→フェイスボーを購入させていただき、診断を始めました。次にはSIバイトトレーを購入して応用していこうと考えております。
▼短い時間の中で流れていくことの中にすごく重要な部分が沢山あると思いました。時間が足りないですね。もっと勉強します。