Seminar reportセミナーレポート
’16 9/17~19(土,日,月祝) 咬合認定医コース 第3回 咬合アドバンス実習コース開催されました②
咬合認定医コースのレポートをWEBER DENTAL LABORの歯科技工士の石川さんに続き、稲葉歯科医院の歯科医師、小西浩介から報告させて頂きます。
この3日間は、咬合について徹底的に学んで頂くハンズオンセミナーになっています。
私からは3日目についてお伝えします。
3日目はあらゆる歯科治療に重要な咬合の診査診断、咬合調整について実習してきました。
稲葉繁先生を中心に多くのインスタラクターが受講生の先生方の実習をお手伝いさせて頂きましたので、濃密な時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。
きちんとした咬合の診査診断をするためには、いかに中心位を採得できるかが重要になってくると思います。
その中心位の採得方法にも様々な種類がありますが、稲葉繁先生が世界中の咬合において著名な先生方の1次情報の集大成を、細かく時間をかけて説明して頂きました。
この3日間で、受講生の先生方にはしっかりとした中心位の採得方法を身につけて頂けたのではないでしょうか。
咬合器上での診査診断についても、何をどう診査診断するのか。というのを1から目の前でご覧んになって頂きました。
もちろん正しい咬合器のハンドリングができなければ、適切な診査診断は難しいと思います。
KaVoプロター咬合器のハンドリングについても、稲葉繁先生からお話しして頂きました。
ご存知の方も多いと思いますが、KaVoプロター咬合器の開発に稲葉繁先生が携わっています。
受講生の先生方には今までKaVoプロター咬合器を自己流で使っていたという方が何人かいらっしゃっいました。
稲葉繁先生からなぜそのような構造になっているのか、というところからの説明をして頂くことで、より深いハンドリングの知識を習得して頂けたと思います。
各説明ごとに受講生が感心されていたのが印象的でした。
今回で第1期咬合認定医コースは3回目を迎えました。
懇親会も度々ありますので、稲葉繁先生を囲んで講義中には聞くことができないお話を聞くことができたりと、講義・実習以外にも充実した時間を過ごしていただくことができると思います。
受講生同士も打ち解けて、とても楽しい3日間でした。
現在IPSGで咬合をハンズオンセミナーで学べるのはこの咬合認定医コースのみとなっております。
早くも2017年から開始する第2期生のご予約も満席を頂いているので、今から2年待ちの2018年開始の第3期生のご予約になってしまいます。
第3期生も満席になることが予想されますので、ご興味のある方はお早めにIPSG事務局にお問い合わせ頂ければと思います。
最後までご覧になって頂きまして、ありがとうございました。
▼COからCRに近づける時、早期接触を取り除く方法をすごく丁寧に教えて頂き嬉しかったです。
圧排系を使用せず、シリコンimpを行えることを知り、チャレンジしてみようと思いました。
今回の実習でみっちり教えて下さい。充実した3日間を過ごせました。
ありがとうございました。
▼Slide in Sentricがいかに為害性があり、特に左右的なズレが悪いものであるかが理解できました。
Point Centricを狙って安定した咬合管理を確立し顎関節を正しい位置づけをできるように毎日診査、診断、治療を行います。
▼咬合器付着して咬合診断を日常的に行おうと思います。
▼今までにわかりづらかった所が良く理解できました。
実際の臨床で応用することが楽しみです。