Seminar reportセミナーレポート
IPSG望年会が開催されました
学術大会開催後、IPSG望年会が開かれました。
こちらも沢山の先生方にご出席いただき、本当にありがとうございました!!
最初に、稲葉先生の総義歯セミナーの右腕であり、歯科工房OKABE代表の岡部宏昭先生が54歳という若さで、12月12日に永眠されました。
岡部先生はトランペットをもうひとつの仕事としてされていて、今回の望年会ではフルバンドで彼のトランペットを聞けるのを楽しみにしていました。
あれだけの深い知識を兼ね備えている技工士はそう簡単にはでてこないと誰しもが思う方です。Dr.Schleichの総義歯コースのインストラクター、阿部晴彦先生の元技工インストラクターで、その腕は世界一といってもいいと思います。
昨年の学術大会で岡部先生は、『技工士からの提唱〜技工士の現状と今後〜』ということで、日本国内の歯科技工士の実態に私たち歯科医師はきちんと向き合う必要があると訴えました。
およそ10年以内に、爆発的に技工士が減少すると予測されます。低賃金、残業時間は100時間以上。
長時間労働による過度の睡眠不足、時間に追われながらの作業の連続によるストレス。高い率の肝機能障害者と肝炎発症者。
そして、実は自費の激減による倒産が相次ぎ、補綴物の海外発注が弊害になり値崩れ。質の低下。
技工士の現状を思い切って、ドクターに話をされました。その時の稲葉先生のコメントです。
「日本の技工士レベルは実はとても高い。保険の仕事とは離れ、IPSGでは、技工士としっかりと連携をとり、安全でストレスなく、質の高い仕事を目指していきましょう。」
岡部先生が先頭に立ち、これから改革への一歩を踏み出したところだったのに。本当に残念でなりません。
ぜひ、岡部先生の技術を絶やさず、技工士の先生方に受け継いでいただきたいと思います。
岡部先生のトランペット演奏に合わせて、総義歯の排列の模様をわたしの母である、稲葉則子が製作したDVDを参加した皆様で見ました。
いつも大変お世話になっている、田中歯科器械店、毛利会長からも、岡部先生を偲ぶご挨拶をいただきました。
そして、KaVo Dental Systems Japanの稲垣さん。
IPSGのこのような場には必ず参加してくださいます。
本当にありがたいし、心強い方です。
IPSG初代会長である、大石尭史先生より献杯のご挨拶をいただきました。
望年会は、飯田橋にあるホテルエドモントです。
お料理も美味しそう!
フルバンド演奏をバックに、会話に華が咲きました。
IPSGでは忘年会ではなく、望む年の会、望年会と呼んでいます。
新しい年も素晴らしい年でありますように・・・・
元開冨士雄先生と佐藤先生です!
『子どもの成長過程においての歯科のかかわりについて』お話いただき、子どもの育児や保育の世界を様々な角度からお聞きでき大変勉強になりました!
そして、関根一夫先生はというと。
実は講演会はすべて、iPadminiひとつでパワーポイントから、動画まで行われました。
iPadの活用法について、レクチャー中。笑
岡部先生の奥様、お嬢様にもご参加いただきました。
大変なときに、本当にありがとうございました。
そして、豪華ビンゴ大会も開催されました!
黄色のアフロを被ってるのはもちろんわたしです〜。
豪華景品を沢山用意させていただき、とっても盛り上がりました!!!
巣鴨で開業されている太田先生♪
わたしの同級生の岡村先生も、KaVoのマウンティングプレートが当たりました〜!
田中歯科器械店、毛利会長も・・・
梅酒が当たりました
新しい年がみなさまにとって素晴らしいものでありますように
ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました!