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【相馬市市長よりお礼のお手紙をいただきました】

IPSG事務局、稲葉由里子です。

2011年7月3日、震災からもう少しで4か月となるころ、
IPSGで、「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーセミナー」を開催させていただきました。

当時のセミナーの模様

義援金として、全額、被災した震災孤児に届くように、窓口を探したところ、相馬市で義捐金の受付を行っていました。
震災で親を亡くした子供たちが、この時何よりも悲しく、心のケアが必要だったのではと感じます。

IPSGでは沢山の先生方にお集まりいただき、集まったお金を送らせていただきました。
その後何度かお便りをいただき、カレンダーなどをお礼でいただきました。

そして。

震災からもうすぐ丸2年を迎えようとしています。

先日、相馬市市長より、丁寧なお手紙を、そして子供たちからのメッセージをいただきました。
相馬市の51人の孤児遺児の生活支援と、大学や専門学校などの学費と生活費仕送り分、社会人として必要な自動車免許の取得、親が生きていれば子供の為に頑張ったであろう子育てと教育の資金を用意することが出来る見通しが立ちました。
という報告です。

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ぜひ、全文読んでいただきたいと思います。

御礼とお知らせ
東日本大震災により親と亡くした相馬の子供に十八歳までの生活費に一部として毎月三万円、また大学や専門学校進学に要する学費および平均的仕送り額を援助するための、相馬市震災孤児遺児支援金は心を寄せてくださった方々の善意に従い、条例通り、孤児遺児たちに給付してまいりました。
皆様の温かいお気持ちに改めて感謝申し上げます。

大学卒業まで一人平均一千万円の資金が必要と試算致しましたが、平成二十四年十二月三十日の段階で、四億九千万円余の募金が集まりました。
私はじめ相馬市民一同、日本中あるいは世界中のあたたかさに只々驚いております。
しかしながら多く集まりすぎて残すようなことがあっては、寄せられた善意に申し訳がたちませんので、平成二十五年三月三十一日を以って本募金を閉鎖することと致しました。
もしも将来不足するような事があれば、将来の市長に責任を以って、財源補填してもらいたいと考えております。 

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次の課題はこの子供たちをどのように教育してゆくかです。
市及び教育委員会一同 今後はこの事に全力を挙げて取り組む覚悟です。
尚、この課題に対しては相馬市教育復興子育て基金を開設しておりますので継続してご支援いただける方がおられましたら、何卒よろしくお願い申し上げます。

これまでの御支援本当に有難うございました。
震災孤児遺児に対する皆様のお気持ちを私達相馬市は決して忘れません。
殉職消防団員はじめ亡くなった親達に替わり平身低頭お礼とお知らせと致します。

草々

平成二十五年一月

相馬市市長
立谷 秀清

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子供たちのメッセージも同封されていました。
目頭が熱くなりました。

子供たちの心の傷は計り知れないと思いますが、きっと、これから素晴らしい大人に成長していくと思います。

故消防団、団長の長男は大学への 進学がきまり、将来はしっかり勉強して消防士になるそうです。
市長は、将来、消防長となって相馬市地方の防災のリーダーになってほしいと祈っているということです。

復興への最大の目標は教育だという言葉に胸が打たれました。
2年前、本当に何をしていいのかわからなかったけど、IPSGでチャリティーセミナーを開かせていただき、大勢の先生方に参加していただけたこと、本当に感謝しております。

でも、まだまだこれからだと思っています。

このお手紙に書いてあるように、『教育復興子育て基金』 というのがあるそうなので、IPSGでも引き続き支援していきたいと思います。

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